ファミリーカー 中古車

ミニバン・ワンボックスカーの賢い選び方

中古車で充分!子育て世代にピッタリなファミリーカーとは?

家族でショッピングモールへ買い物に行ったり、キャンプや旅行に行ったり、公園まで遊びに出かけたり、そんな家族みんなで使うファミリーカーを中古で探しているご家族。

「あまりクルマの事は詳しくないけど、新車はちょっと手が届かないから中古車のファミリーカーで手頃な価格のものはどんなものがあるのだろう?」「室内の広さや維持費燃費も気になる・・」色々なタイプのクルマがあるので、ファミリーカー選びで迷ってしまう方は多いのではないでしょうか?

今回は家族みんなが満足できるカーライフが実現できるよう「予算100万円以内で買えるファミリーカー選び」について分かり易く解説したいと思います。

ファミリーカーってどんなクルマなの?


クルマのジャンル分けで「ミニバン」「セダン」「コンパクトカー」「スポーツカー」これはクルマの「形状」を表しますが、「ファミリーカー」という「形」はありません。

ならば「ファミリーカー」とは一体どんなクルマなんだろう?イマイチ釈然としない「ファミリーカー」とはどんなクルマなのか、説明したいと思います。

時代によって形を変えた「ファミリーカー」

ファミリーカーの歴史

「ファミリーカー」とは「形」を表すものではなく、主に「用途」を指す表現と言えるでしょう。

主に家族で出かける事が多い小中学生以下のお子さんのいる家族が「家族みんなで使うクルマ」を「ファミリーカー」と言って良いのではないでしょうか。

およそ40年前「ファミリーカー」と言えば1500ccクラスの小型セダンが主流でした。

その後、レガシーツーリングワゴンとボルボワゴンのヒットをきっかけにステーションワゴンが流行り始め、日産アベニールやトヨタカルディナが「ファミリーカー」として人気となります。

そして20年前「家族みんなのオシャレなミニバン」をコンセプトにした、ホンダ「オデッセイ」と「ステップワゴン」が発売と同時に大ヒットし世間一般ファミリーカーの概念が大きく変わります。

ホンダのヒットをきっかけに各社それまで作っていたボンネットが無いタイプのワンボックス車をベースに「ミニバン」を作り始めました。

その後各社ミニバンは根本の設計を一新し、エネルギー伝達の無駄やスペースの無駄を省くなど、どんどんと進化し、より室内が広く、そして燃費が向上しました。

それによって現在はファミリーカーといえば主に「ノア」「セレナ」「ステップワゴン」のようなミドルサイズミニバンがその代表的なイメージとして定着したと言えるでしょう。

ファミリーカーとはどういうクルマであるべき?

1.家族全員が無理なく乗れる広さがあること
2.家族全員が無理なく乗り降りできるドアの枚数とそのスペースがあること
3.旅行の際は、移動中も家族全員で楽しめる広い室内空間があること
4.出費も多い子育て世代の家族なので維持費は高すぎないこと
5.買い物や送迎で使うママでも問題なく運転できるクルマであること
6.家族の命を守るためにも万が一の事故のとき、安全性の高いクルマであること

維持費と室内の広さ 相関図

ファミリーカー 相関図

(注)スポーツカーはファミリーカーとしてはとても使いづらいので論外としますが、引き合いとして表示しております。(注)「エスティマ2.4」「エリシオン2.4」は同率。(注)「ノア」「セレナ」「ステップワゴン」は同率。

最も広いのはアルファードですが維持費は最も高くなります。「2.0Lセダン」と「アイシス」「ノア・セレナ・ステップワゴン」は維持費は同じですが広さが異なります。

軽ワゴンは最も維持費が安くなりますが、最も狭い室内となります。

例えばお子さんが小学生と幼稚園の二人の場合、ご主人奥さん含め合計4名となりますが、この場合広さを気にしなければコンパクトカーや軽ワゴンでも問題なく全員で乗れます。

しかし、お子さんと一緒に旅行に行ったり、レジャーに出掛けたり、家族みんなで出掛ける期間は小学校を卒業するくらいまでではないでしょうか?

中高生時代はあまり一緒に出かける事は少なくなり、大人になった頃また少し増えるような感じだと思います。その僅かな時間の中、少しでも多くの家族の思い出を作っておきたいところだと思います。

なので、旅行やレジャーは移動の時間も楽しい時間であるべきではないかと筆者は思います。それは、圧迫されるような狭い室内ではなく、開放的な広い空間の方が叶うのではないでしょうか。

中古車のプロが選ぶ、おすすめのファミリーカー


おすすめ・ミニサイズミニバン

トヨタ アイシス

コンパクトなミニバン。取り回しが良い反面室内は狭い。

ファミリーカー アイシス 

ファミリーカー アイシス 室内

自動車税:39,500円/年
平均実燃費:12.8km/l

ご参考までに、「鑑定書・安心整備・全国保証」が付いた、安心して乗れる安全なアイシス中古車の在庫情報もぜひご覧ください。


おすすめ・ミドルサイズミニバン

大きすぎず小さすぎずバランスの良い車体

トヨタ ノア(70系)ファミリーカー ノア70

トヨタ ヴォクシー(70系)

ファミリーカー ヴォクシー70

ファミリーカー ノア/ヴォクシー 室内

ノアとヴォクシーは姉妹車です。

自動車税:39,500円/年
平均実燃費:10.4km/l


日産 セレナ(C25)

ファミリーカー セレナ

ファミリーカー セレナ 室内

自動車税:39,500円/年
平均実燃費:10.4km/l

ご参考までに、「鑑定書・安心整備・全国保証」が付いた、安心して乗れる安全なセレナ中古車の在庫情報もぜひご覧ください。


ホンダ ステップワゴン(RG型)

ファミリーカー ステップワゴン

ファミリーカー ステップワゴン 室内

自動車税:(2.0Lモデル)39,500円/年~(2.4Lモデル)45,000円/年
平均実燃費:10.5km/l

ご参考までに、「鑑定書・安心整備・全国保証」が付いた、安心して乗れる安全なステップワゴン中古車の在庫情報もぜひご覧ください。


おすすめ・ビッグサイズミニバン

圧倒的に広く快適な室内、高い安全性能の反面、維持費は高い。

トヨタ エスティマ(30系)

ファミリーカー エスティマ30

トヨタ エスティマ(50系)

ファミリーカー エスティマ50

ファミリーカー エスティマ30 室内

自動車税:(2.4Lモデル)45,000円/年・(3Lモデル)51,000円/年・(3.5Lモデル)58,000円/年
平均実燃費:7.9km/l~8.9km/l

ご参考までに、「鑑定書・安心整備・全国保証」が付いた、安心して乗れる安全なエスティマ中古車の在庫情報もぜひご覧ください。


ホンダエリシオン

ファミリーカー エリシオン

ファミリーカー エリシオン 内装

自動車税:(2.4Lモデル)45,000円/年・(3Lモデル)51,000円/年
平均実燃費:8.0km/l

ご参考までに、「鑑定書・安心整備・全国保証」が付いた、安心して乗れる安全なエリシオン中古車の在庫情報もぜひご覧ください。


トヨタ アルファード(10系)

ファミリーカー アルファード10

ファミリーカー アルファード10 室内

自動車税:(2.4Lモデル)45,000円/年・(3.0Lモデル)51,000円/年
平均実燃費:6.6km/l~7.5km/l

ご参考までに、「鑑定書・安心整備・全国保証」が付いた、安心して乗れる安全なアルファード中古車の在庫情報もぜひご覧ください。


✅迷うならミドルサイズミニバンがおすすめ

実際に乗り比べると大きければ大きいほど、走行音が小さく、路面の凹凸による振動も少なく、ゆったりと乗れて、高速道路でも疲れにくいと言えます。

しかし反面、燃費と年間の自動車税など維持費が高くなり、さらにアルファードくらいの大きさになると「ちょっと近所のコンビニに行ってくる」などのちょい乗りがおっくうになってきます。

それに対しシエンタやフリードのようなコンパクトサイズになればなるほど小回りがきいて細い裏道でもスイスイすり抜けができ、維持費も安くなりますが、高速道路では常に走行音とエンジンから伝わる細かい振動にストレスを感じ、大型のクルマなら吸収してしまうようなちょっとした道路の凹凸でもガッツンガッツンと突き上げられ不快感を感じます。

 

そんな中ちょうど中間に位置するミドルサイズミニバン「ノア・ヴォクシー」「セレナ」「ステップワゴン」は大きすぎず小さすぎずバランスの良い車両と言えます。

家族全員で乗っても余裕のある空間は旅行やレジャーの移動時間も楽しい時間になる事は間違いないでしょう。

ファミリーカー五種の神器


1.電動スライドドア

ファミリーカー 電動スライドドア

あらかじめ手にリモコンを持っておけば、例えば小さなお子さんを抱っこしたまま、たくさんの買い物袋を両手いっぱいに持ったままでもスライドドアを電動オープン。お子さんや荷物を一旦降ろさなくてもドアの開け閉めができます。

2.3列シート

ファミリーカー 三列シート

ミニバンをファミリーカーとして使う事の最大のメリットは「3列シートである事」でしょう。対面シート可能な車種ならばお子さんたちとのドライブはより楽しい思い出に。

3.リアモニター

ファミリーカー リアモニター

ドライブ中、退屈して後席で騒ぎ出してしまう子どもたち。好きなアニメ等が観られるならドライブがとっても楽しくなります。

4.ETC

ファミリーカー ETC

料金所で財布から小銭を出す煩わしさも、料金所渋滞のイライラも解消されるETC。みんなで遠出する事が多い家族には必須のアイテム。

5.十分な荷室スペース

ファミリーカー 荷室スペース

旅行の時の家族みんなの大荷物のラクラク収納可能。自転車を運ばないとならない時などにも重宝する大容量荷室スペース。

中古車のプロがファミリーカーとしての軽ワゴン車をお薦めしたくない3つの理由


抜群に安い維持費。経済的な面では魅力溢れる軽ワゴン。しかしお薦めできない理由はたくさんあります。

1.衝突安全性

ファミリーカー 軽自動車 安全性

クルマは重ければ重いほど自らの自重と発生させるエンジンパワーに耐えるため骨格を分厚く頑丈に作らなければなりません。従って軽自動車のような軽い車はそれほど頑丈に作らなくて済みます。

むしろ燃費向上の為、各メーカーは少しでも車体を軽くしようとしますのでますます耐久度は下がってしまいます。その結果万が一の事故の時は原型を留めないほど潰れてしまう事も珍しくありません。

また例えば後部座席にチャイルドシートを取り付けお子さんを座らせている時、後ろからダンプカーなどに追突された等あった場合リアゲート(リアハッチ)から数十センチと離れていない軽自動車の後席シートは、どんなふうになってしまうか、想像しただけでも恐ろしいと思います。

ですが、3列目シートがあるミニバンならば3列目がクラッシャブルゾーンとなり安全性は高まります。

 

2.CMのイメージ程広くない

最近の軽自動車は確かに一昔前と比べれば広くなりました。しかし軽自動車はどれだけ空間を広げようとしても全長340cm以下・全幅148cm以下・全高200cm以下という法律で制定されたサイズ以下で作られなければなりません。

屋根を高くした事とテレビCMのイメージ戦略でタントやNBOXはとても広いような印象を感じますが、実際はチャイルドシートを2つ置いたら他は何も置けなくなります。

縦の空間は従来の軽自動車にはないほど高くなっておりますが、まさか赤ちゃんの上に荷物を積むわけにはいきません。また法律によって最大乗車4名までと制定されております。

3.価格がとても割高

軽は経年劣化での耐久性の問題があるので買うなら新車をお勧めします。しかし新車価格はタントやNBOXで(グレードによっても差はありますが平均で)150万円前後です。

仮に10万キロ走っても耐久性の面でさほど影響を受けないエスティマを中古車で80万で買ったとします。その差は70万円となりますが、その70万円を自動車税や燃費で浮いた分で相殺するには何年かかるでしょうか?

例えば奥さんが近所を運転するだけの用途なら軽自動車としての真価を発揮するでしょう。

しかし家族全員でファミリーカーとして使う場合、一家全員で軽自動車に乗っているという世間体の目。また乗り心地、安全性、どれを取ってもエスティマの遥か下となります。

まとめ


  • 「ファミリーカー」とは「家族全員で使うクルマ」
  • 昔と違い現在の「ファミリーカー」はミニバンが主流になっている
  • 迷うなら大きすぎず小さすぎずのミドルサイズミニバンがおすすめ
  • 家族のより楽しく快適なドライブにするため「五種の神器」はおすすめ
  • 中古車でも新車でも「ファミリーカー」としての軽自動車はお薦めできません

以上ここまで。

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野瀬貴士

野瀬貴士

大学卒業後、大手中古車ディーラー勤務を経て30歳でミニバン専門店㈱ラインアップを設立。現在43歳。2児の父。この業界の裏も表も知り尽くしているプロならではの視点から、悪徳中古車屋の巧妙な罠に引っ掛かってほしくないという強い想いのもと、ユーザーに正しい情報を発信し、賢い中古車選びが出来るよう情熱を持って記事を書いています。
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